院長挨拶
令和7年 院長挨拶
2025年4月1日付けで県立八重山病院長を拝命しました田仲斉(たなか ひとし)です。
自治医科大学を1991年に卒業、県立中部病院での臨床研修を皮切りに離島診療所(阿嘉、粟国)、再び中部病院に戻りその後は北部病院、沖縄県病院事業局、南部医療センター、宮古病院そして今年度八重山病院の勤務ということになります。
診療所勤務の時代には離島の苦労を感じることもありましたが、公人としてはあらゆる年齢の患者さんのさまざまな疾患を診療することで大きく成長をさせて頂きました。また私人としては地域の皆さんと親密な時間を過ごすことができ、大変充実した時間を経験しました。離島には格別の思いがあり、管理者としての責任の重さを実感しています。
災害への対応、人口減少そして社会保障費の圧迫など医療を取り巻く環境は厳しいものがありますが、当院の理念である「地域とともに八重山の医療を守る」ため職員一同、誠意をもって診療にあたります。当院の診療圏である八重山列島住民の方々が安心して暮らせるよう努めてまいりますので引き続き当院へご指導ご助言を賜りますようお願い申し上げます。
沖縄県立八重山病院
院長 田仲 斉