看護部門
看護部紹介
看護部長挨拶

「私たちは、患者様本位の良質で安全な看護を提供します」を看護部の理念に八重山地域の中核病院の役割と使命をもち、地域に根差した病院です。地域住民の健康を守り、安全で質の高い看護の提供に努めてまいります。また、患者さんやご家族の方の思いに寄り添い、院内の多職種と連携しながら、住み慣れた地域で暮らし続けられるよう支援してまいります。
看護職員のキャリアを支援できるよう継続教育ができる体制を整え、やりがいをもって働き続けられる職場環境づくりを目指します。
看護部長 上江洲 美智子
2025年10月より看護提供方式を セル看護提供方式® へ変更しました。
セル看護提供提方式®は看護師の動線の無駄を省き、得られた時間を患者さんのそばで「ケアの受けての価値を最大化すること」を目指す看護提供方式です。患者さんのそばで患者さんの声をきき、看護部理念である「患者様本位の良質で安全な看護を提供」できることを目指していきます。
看護部理念・方針
看護部理念:
私たちは患者様本位の良質で安全な看護を提供します。
看護部方針:
看護の基本を遵守した安全で安心な療養環境を提供します。
令和7年度 看護部目標
1.安全で質の高い看護の提供
1)看護の専門性を発揮したチーム医療の充実
2)リスク感性を磨き安全な療養環境の提供
3)看護提供体制を強化し看護の質向上と生産性への貢献
2.キャリア支援の推進
1)ひとりひとりのキャリア支援と自律した人材育成
3.働きやすく、活気ある職場づくり
1)やりがい感が持てる職場環境づくりの推進
2)業務の効率化やタスクシフトシェアで看護師の負担軽減
3)心理的安全のある職場づくり
4.職員一人ひとりが病院経営に参画する
1)業務の効率化や医療DX等を推進し、時間外勤務を縮減する
教育関係
キャリアラダーに関して
キャリア支援
主な院内教育計画(ラダー別)

*レベルⅡ以上の経験年数は目安です。
その他
*資格取得のための院外研修へ派遣あり、認定看護師研修や特定行為研修などにも派遣しています。
*離島診療所を有する当院は、新人の時から離島診療所研修を取り入れて、離島医療を担う人材育成に取り組んでいます。
新人教育
新人看護師の教育について
プリセプターシップ制度を導入し、新人看護師を支援しています。
・集合研修・シミュレーション研修、eラーニング、OJTや院外研修参加等さまざまな研修を計画して新人看護師の成長を支援しています。

院内教育
研修の様子はこちら(PDF)
島嶼研修
島しょ看護研修(離島診療所研修)
離島医療を支える看護師の育成のために行っている研修を紹介します。
当院は、小浜、波照間、西表西部、大原の4つの附属診療所があり、島で暮らす人々の健康と生命を守るために医療を提供しています。平日の診療所業務だけでなく、夜間休日を問わず24時間急病者の対応をしています。離島へき地医療を理解し、島民のニーズにあった医療が提供できるように、離島診療所での実地研修を行っています。実施している3つの研修を紹介します。
1.新人看護師対象の離島診療所見学(日帰り研修)
2.リーダーⅠ研修(小規模離島の住民の健康課題や地域での多職種連携について理解するために、離島診療所日帰り研修)
3.代替看護師育成研修(診療所看護師が島を不在にする際に代行業務をする看護師育成のための離島診療所1泊2日研修)
研修の様子はこちら(PDF)
その他
ふれあい看護体験、お仕事体験などを開催
ふれあい看護体験では、八重山地域の高校生を対象に開催しています。
お仕事体験ツアーでは、小・中学生を対象に開催しています。


病棟紹介
■4階西病棟
4階西病棟は、主に呼吸器、腎臓疾患、消化器、糖尿病、脳血管疾患などの一般内科病棟です。また八重山医療圏においての二類感染症疾患患者さんの入院病棟でもあります。様々な疾患の患者さんへ入院時から退院後の生活を見据えた看護の提供が求められます。そのため院内の多職種やケアマネージャー、訪問診療医師、訪問看護師などとケアカンファレンスを通して情報共有し、支援体制を整え、個別化された治療の継続や安心安全な看護の提供を行っています。
当病棟では、新人看護師から経験豊富なベテラン看護師まで協力し合い日々の看護を実践しています。患者さんやご家族と共に退院を喜びあえる病棟づくりを目指しています。

■4階東病棟
4階東病棟は循環器、消化器疾患を主とした外科系疾患の入院もある混合内科病棟です。様々な疾患の急性期から慢性期の患者さんが入院しています。緊急での入院も多く、島内だけでなく離島から搬送される患者さんもいます。
「私たちは患者様本位の良質で安全な看護を提供します」という看護部理念の下、患者様の身体面・精神面・経済面を含めた不安や悩みを軽減できるよう病棟スタッフが一丸となって日々、看護を提供しています。
患者さんやご家族の思いに寄り添い、住み慣れた地域で暮らし続けられるよう、地域連携室やリハビリ室等の多職種と連携しながら、安心して退院できるように看護を行っています。

■3階西病棟
3階西病棟は、外科・整形外科・泌尿器科・耳鼻科、小児科の混合病棟です。小児から高齢者まで幅広い年代の患者さんが入院されています。
主に手術を必要とする外科系の患者さんにおいては、不安が少なく手術を受けていただけるような看護を心がけています。手術後は早期に痛みを緩和し、元の生活に近づけるよう医師、リハビリ、薬剤師、栄養士、退院支援看護師、地域の保健医療と連携し支援していきます。小児科では、治療を頑張る児と家族に寄り添い、また季節に合わせた病棟の飾りつけなど、環境づくりで児の成長発達を支援し早期の回復を助けます。


■3階東病棟
3東病棟は、急性期の治療を終えて「もう少し入院しながら体力を回復したい」「退院に向けて準備したい」という方をサポートする病棟です。
医師・看護師・リハビリスタッフ・ソーシャルワーカーなど、さまざまな職種がチームとなり、患者さんやご家族が安心して自宅や施設の生活に戻れるように支援しています。
病状の安定からリハビリ、生活面の相談まで退院後の暮らしを見据えたケアを大切にしています。




■2階東病棟
2階東病棟は、産婦人科16床、一般科10床の混合病棟となっています。
当院は「地域周産期母子医療センター」に指定されており、八重山で唯一の分娩施設です。小児科や内科など、他科との緊密な連携のもと、合併症妊婦やハイリスク出産に対応しています。また「地域がん診療病院」に指名され、悪性疾患、良性疾患の診断・治療・看護を行っています。
2010年7月から助産師外来を開設。完全予約制で妊婦健診・産後健診(超音波検査・保健指導や乳房ケア・育児相談など)を行い、妊産婦の皆様からは「リラックスした雰囲気の中で、不安や心配事が、ゆっくり相談できる」と良い評価を頂いています。
院内助産システムにおける体制を目指し、医師と協働した助産師主導分娩を実践し 安心・安全な出産環境を提供しています。LDR(陣痛~分娩まで移動せず過ごせる部屋)を完備し快適に分娩に望める環境を整えています。また平成31年から24時間母子同室を開始し母乳育児を推進し、産後も安心して育児ができるよう地域と連携。すべての母子が健やかに成長していけるよう取り組んでいます。


■NICU・GCU
NICUは、八重山医療圏唯一の新生児集中治療室です。低出生体重児や早産児など産科と連携し新生児医療を行っています。
医師・受け持ち看護師を中心に新生児とご家族が安心して治療や育児指導が受けられるよう、日々のカンファレンスの中で「赤ちゃんのための治療・看護」を話し合っています。退院後安心して育児ができるよう、地域の保健師と連携を図り退院前から話し合いを重ねサポート体制を調整しています。
かわいい新生児たちの健康を守るため、ご家族のみなさまの気持ちに寄り添いながら優しい看護が提供できることを目指しています。


■HCU病棟
重篤な呼吸不全、急性心筋梗塞、脳血管疾患、救急蘇生後の患者、手術後の集中治療管理等を必要とした患者さんが入室します。
集中ケア認定看護師1名、特定行為実践看護師が2名在籍しています。(集中ケア関連・栄養/創傷関連)
急性期治療の時から自宅退院、社会復帰を見据え、早期にリハビリを開始し、様々な合併症の予防に努めています。
患者・家族の思いに寄り添い、多職種と連携し迅速かつ質の高い医療と看護の提供を行うため日々尽力しています。




■精神科(こころ科)病棟
こころ科病棟は八重山圏域で唯一の精神科入院病棟で、急性期、慢性期の混合病棟です。
急性期と慢性期の長期入院患者さんへの療養を並行して行えるように病棟施設の機能(保護室、準保護室、観察室があります)を生かし、安心安全な療養生活を提供できるよう環境つくりを行っています。
外来が病棟と併設しており、多職種連携がスムーズであることも患者さんの安心につながっています。また、デイケア「なぎ」があり通院中の患者が生活リズムを整え、日中の居場所を確保し社会復帰を目指す取り組みを行っています。さらに、離島巡回診療(波照間島、西表島、与那国島)や、訪問診療・看護も行っています。地域連携では市町村の保健師を中心とした地域支援事業所と情報交換を行い、医師、看護師、精神保健福祉士と協働して患者さんの退院支援を進め、地域移行・定着に取り組んでいます。
↓ 作業療法にて患者様が作成した貼り絵、ちぎり絵です。

■人工透析室
八重山病院透析室は、多職種とのチーム医療で患者さんが住み慣れた地域で安心して療養生活が送れるよう、安全な治療が提供できるよう連携し、血液透析(HD)血液透析濾過(オンラインHDF)腹膜透析(PD)血漿交換(PE)エンドトキシン吸着(PMX)血液濾過法(CHF)持続緩除式血液濾過法(CHDF)LDL吸着 L-CAP(白血球除去療法)CART(腹水濾過濃縮再静脈法)近年においては閉塞性動脈硬化症のための吸着型血液浄化(レオカーナ)の血液浄化療法を行っています。
血液透析治療中には下肢末梢動脈疾患重症化予防のため下肢の循環状態を観察や処置、検査データから食事内容を聞き取りしながら指導を行っています。
八重山地区の地域連携として、地域の透析施設からの紹介・重症患者さんの受け入れをしています。

■手術室・放射線・内視鏡室
当院の手術室は、手術室、内視鏡、放射線(血管造影・透視検査)、中央材料室を一括して担当しています。麻酔科2名、看護師14名、看護補助員2名で365日24時間オンコール体制で緊急手術や検査に対応しています。昨年2024年度は、手術件数は、1441件。内視鏡、放射線関連件数は、2194件となっています。
手術室スタッフは、患者さんへ安全な看護を提供できるよう手術・検査に関わる多職種と連携して、チームでの医療提供を行っています。また、手術・検査を控えた患者さんの不安が軽減できるよう努め、よりよい医療・看護が提供できることを目指しています。


■外来・外来化学療法室
外来は、正面玄関から入り1階の各科診療エリアと中央階段を上がり2階に化学療法室があります。
診療エリアでは、来院された患者さんが安心して検査・処置・診察が受けられるよう看護師が診療の補助を行っています。また、退院後も引き続き安心して療養できるよう病棟と連携して、外来での継続した療養支援を行います。
化学療法室には、認定看護師をはじめ化学療法の経験を有する看護師を配置し、月に約110件の化学療法看護を行っています。化学療法治療の導入からその後のフォロー、24時間副作用の相談に応じる体制を整え、多職種で協働して安心な治療支援を致します。

■救急
救急室では、24時間365日 緊急重症患者の受け入れを行っています。
重症患者の搬送体制として、周辺離島からの海上保安庁ヘリコプターによる患者受け入れや、石垣島から沖縄本島へ自衛隊機による搬送を支援しています。
また洋上救急として周辺海域航行中の船舶からの要請により外国籍の方の対応も行なっています。災害時は拠点病院として活動し、島民の皆様が安心して生活が送れるよう災害支援に協力しています。

認定看護師紹介
認定看護師は、患者・家族によりよい看護を提供できるよう、認定看護分野ごとの専門性を発揮しながら認 定看護師の 3つの役割「実践・指導・相談」を果たして、看護の質の向上に努めています。
八重山病院では、集中ケア、がん化学療法看護、緩和ケア、感染管理、精神科認定看護師が在籍しています。院内では、各部署に所属し活動する認定看護師、認定看護師を専従業務として組織横断的に活動する認定がいます。私たちは、患者を中心とし、医療者も含めた患者を取りまく方々へ持続可能な看護実践ができるように職員とともにまた、認定看護師分野が協働して活動することも行っています。
病院の理念に基づき院内だけでなく、八重山医療圏の医療機関、介護施設、行政の皆様からのご相談を受け、ともに活動することも積極的に行い、双方の学びの機会ととらえ自らの研鑽にもつなげてまいります。地域の皆様からのお声がけもお待ちしております。








