診療科・部門放射線部門

放射線技術科について

放射線従事者の使命として医療安全を常に追求し、放射線利用の3原則である「正当性」、「最適化」、「線量限度」を実践するように努力しています。また、近年の医療は専門分野に細分化され日々進歩していますので、医師、看護師、技師との密接な連携、迅速な対応が重要になっています。我々放射線技術科は、医療スタッフとのコミュニケーションを図りながら、常に最新の情報、技術の習得を心がけ、また装置すべての機能を駆使し、あなたの病気に対して、あなたと共に戦うことを誓います。救急治療室(ER)を併設していますので、検査依頼に対しては24時間即対応を原則としています。

放射線技術科スタッフ

  • 放射線科医(1名)
  • 診療放射線技師(8名)
  • 受付(1名)

検査機器

  • 一般撮影装置2台
  • 全身用コンピュータ断層撮影装置(MDCT320列)
  • 磁気共鳴断層撮影装置(MRI)
  • 透視撮影装置2台
  • 血管造影撮影装置
  • 骨塩定量撮影装置
  • 歯科用撮影装置
  • 乳房撮影装置
  • 移動型撮影装置3台
  • 外科用イメージ装置
  • 画像情報管理システム(PACS) 
  • 放射線情報システム(RIS)

 

県立八重山病院放射線技術科は上記の医療機器を装備し、放射線治療、RI検査以外のあらゆる検査に対応しています。上記の様に検査機器は多種在りまが、検査にはその病態に適した検査機器があります。主治医と良くご相談し必要性を理解した上で、早めの検査、(早期発見、早期治療)をお勧め致します。

放射線検査

1)単純X線検査

X線を使い、胸部や腹部・骨の状態を撮影し検査します。

2)CT検査(マルチスライスCT 320列)

X線を体にあてて透過したX線を用いコンピューターで演算処理した断層撮影です。1回のスキャンで同時に複数のデータが得られ、撮影時間の大幅な短縮が可能です。全身を短時間で広範囲を検査できることから、高齢者・小児・体動のある患者の撮影にも適しており、診断に有用な画像が提供できます。また、必要に応じて造影剤を静脈から注入することで、血管系特に脳血管・心臓血管においては、超高精細な三次元画像が得られ、質の高い総合的な画像診断が可能となります。

 

   

3)MRI検査(1.5テスラ)

MRI検査では強い磁石と電波によって人体の内部構造を鮮明にみることができます。タテ、ヨコいろんな角度からの撮影も可能で診断に大変役に立つ検査です。装置はトンネルのような筒状になっていて体をその中に入れて撮影します。必要に応じてMRI用造影剤を静脈から注射して検査をすることがあります。また、X線を使用しないので被ばくの心配はなく、痛みもありません。検査の方法によって異なりますが、1回の撮影が数分から10分ほどかかります。通常は撮影方法を変えて、3回から5回撮影を繰り返しますので,すべての検査が終了するまでに20分から50分程度かかります。撮影中、装置から大きな音がするため、当院では少しでもリラックスして検査を受けてもらうため、ヘッドホンをしていただき音楽を流しています。POPS、クラシック、演歌など色々な曲(USEN)を準備していますので、検査を受ける際には好きなジャンルを担当技師までお申し付け下さい♪♪

 

 

4)乳房X線撮影装置(マンモグラフィ)

乳房はやわらかい組織でできているため専用の装置で撮影します。しこりとして触れないごく早期の乳がんも発見することが可能であり、最近では乳がん検診でもマンモグラフィが導入されています。 通常の検査は両乳房それぞれ2方向の撮影を行い、撮影時間は更衣から撮影終了・フイルム確認まで含めて約15~20分程度です。それぞれの乳房を圧迫板とよばれるプラスチックの板で上下から挟んで撮影します。必要があれば追加撮影を行うこともあります。当院ではマンモグラフィ検診精度管理中央委員会の施設画像認定を受けています。また、検診マンモグラフィ読影認定医師・撮影認定技師がおります。

最新デジタル・マンモグラフィの導入(沖縄県立病院では初導入・県内2施設目)
  • 乳房トモシンセシス(3Dマンモグラフィ)システムを搭載した最新のデジタルマンモグラフィ(乳房X線装置)を新病院の開院にあわせて導入しました。
  • デジタル乳房トモシンセシス(3D)は、角度を変えて複数の方向から撮影し、収集したデータを3次元的に再構築して鮮明な断層画像を作成します。この新しい撮影方法によって組織の重なりが減り、より的確な診断を行うことができます。
  • 従来通りの乳房圧迫で、通常撮影とトモシンセシスの撮影を同時に行うことができるため、乳房の圧迫回数は増えません。

5)血管造影装置(アンギオ)

腕や脚の血管からとても細い管(カテーテル)を入れ、目的とする臓器にその管の先端を進め造影剤を直接注入することにより、血管のつまり具合や形態異常など、その部位の詳しい血管の写真が得られます。以前は、頭部や腹部、四肢など検査できる部位も限られていましたが、新型機器を導入し、現在は心臓などすべての血管検査を行うことができます。また、場合によっては様々な治療(インターベンション)まで行われます。当院の血管撮影装置は、様々な角度からの撮影が可能なため、患者様が体を傾けて撮影する角度を調整することはなく、より快適に検査を受けることができます。また、オールデジタルなので複雑な血管の走行を立体的に描出し診断の補助としても役立っています。

6)骨塩定量撮影装置

骨を構成しているカルシウムなどのミネラル類の量を測定する検査で、このミネラル分が不足すると骨がもろくなり骨折しやすくなります。骨塩定量の検査は骨粗鬆症などの診断に役立ちます。骨密度を数値化することで骨量の減少を早期に発見し骨粗鬆症の適切な予防や治療を行うことが出来ます。

  

7)歯科用CT

最先端の歯科用CT を導入しています。 このCT装置は、歯やあごの骨を立体的に細かく診断できるだけではなく、従来の歯科用CTではできなかった「骨質(骨の固さ)」の診断を正確にすることができる最先端の装置です。