採用情報総合診療専門研修プログラム

総合診療専門研修プログラム「南ぬ島」(ぱいぬしま)専攻医の募集について

プログラム紹介
人口5万人の石垣島にある八重山病院を中心に研修を行う日本最南端の総合診療専門研修プログラムです。本プログラムの最大の特徴は専攻医3年目に沖縄県内の離島診療所に赴任し、文字通り「島医者」を経験できることです。島医者になるために最初2年間は八重山病院にて急性期を中心に研修します。
様々な疾患を経験できることはもちろん、急性期から在宅看取り、無医島への巡回、離島診療所と診療の場の幅の広さを3年間で経験できます。全国から様々なキャリアを持った指導医が在籍しており、充実した指導体制となっています。

プログラム年数
3年間
新・家庭医療専門医(日本プライマリ・ケア連合学会)もしくは病院総合診療専門医(日本病院総合診療医学会)の取得にはさらに1年(計4年間)追加の研修が必要です。

取得可能な専門医資格
総合診療専門医(下記2つのどちらかの連動研修が可能です)
新・家庭医療専門医
病院総合診療専門医

指導体制
指導責任者:酒井達也
指導医:笠芳紀、黒田凌、藤原雅和
他総合診療科には、多数全国からの様々なキャリアを歩んできた指導医がいます。
総合診療科の紹介HP
https://yaeyamaweb.hosp.pref.okinawa.jp/nonconsultation/sogo/

プログラム概要
研修目標
研修最大の目標は「専攻医3年目で医師一人の離島診療所に赴任する」することです。研修を通して幅広い医学的な知識・技術の習得はもちろんのこと、日本専門医機構が提示している総合診療医に必要な下記7つのコンピテンシーの経験、習得を行っていきます。

  1. 人間中心の医療・ケア
  2. 包括的統合アプローチ
  3. 連携重視のマネジメント
  4. 地域包括ケアを含む地域志向アプローチ
  5. 公益に資する職業規範
  6. 診療の場の多様性
  7. 一般的な健康問題に対する診療能力

 

研修終了時には病院と中心とした病院総合診療、診療所を中心とした家庭医医療、在宅医療など様々なキャリアへ進むことができるよう支援します。

年次ごとの研修・及び目標

  • 専攻医1年目
    内科、小児科を中心にローテションを行う
    急性期管理を中心に知識・技術の習得する
    早い時期に離島診療所で1週間研修を行い、離島診療所赴任のイメージをもつ
  • 専攻医2年目
    救急・他科(整形外科・外科・院外研修など)・総合診療Ⅱを中心としたローテーションを行う
    一年後の離島診療所赴任を見据えた研修を行う
  • 専攻医3年目
    医師一人の離島診療所をマネジメントする。
    診療の提供だけではなく、地域住民の健康維持に関与した活動(予防接種、行政との連携)、地域ケアなど実践する

 

通年を通して総合診療科指導医から直接指導を受けられる環境にあります。
専攻医の研修状況を確認し、離島診療所赴任に当たり必要な症例の経験、技術の習得ができるよう支援します。
離島診療所赴任後は週一回のwebでの指導はもちろん、MKSAPや搬送症例の振り返りなど生涯学習支援も行っていきます。

八重山病院の紹介
当院は石垣島に立地しており、西表島や竹富島などの周辺離島を含めた人口約5万人の唯一の総合病院となっています。そのため多くの症例を経験することができます。
カバー人口は5万人ですが、離島ということもあり、24診療科、医師数約60人の病院となっています。各科顔が見える環境にあり、とてもお互い協力的な関係です。
また石垣島はコンパクトシティであり、衣食住には困らない環境にあります(大手スーパーやディスカウントショップなどもあります)。また車を走らせれば、すぐにきれいな海や素晴らしい自然に触れられる環境にあります。

八重山総診の紹介
総合診療科は現在当院の内科入院患者の約6割をカバーしており、感染症、脳卒中、呼吸器疾患、内分泌疾患などを中心に対応しています。各科の垣根はとても低く、毎朝内科と合同でカンファを行っています
敗血症性ショックなどの重症管理から在宅看取りまで、幅広い診療を行っています。また4カ所の離島診療所を有しており、離島診療所応援や、人口約40人が住む無医島への巡回診療も行っています。病院総合から離島診療所・重症から看取りまで幅広い診療範囲を経験できます。
2023年度は総合診療科専攻医は4名、スタッフ9名の大所帯となっています。全国各地から様々なキャリアを持った若手指導医が集まっており、総合診療科指導医数としては、沖縄県最大級となっています。

研修関連施設
沖縄県内:県立離島診療所(16カ所)、県立中部病院、南部医療センター・こども医療センター・琉球大学病院
沖縄県外:獨協医科大学病院、東邦大学病院、飯塚病院、雲南市立病院、南生協病院、やまと診療所

離島医療・島医者を目指したいという専攻医をお待ちしています!!!

沖縄県立八重山病院総合診療専門研修プログラム

募集定員 4名
募集期間 随時受付(選考結果等は、12月頃通知予定)
選考方法 書類審査及び面接
提出書類 履歴書(指定様式)、医師免許証(写し)
採用職種 専攻研修医師(後期研修医)
身  分 地方公務員法で定める一般職の地方公務員
勤務時間 原則、週38.75時間
給  与 専攻医1年目(3年次)月給 350,000円〜 期末手当 460,000円〜
専攻医2年目(4年次)月給 370,000円〜 期末手当 740,000円〜
専攻医3年目(5年次)月給 380,000円〜 期末手当 780,000円〜
諸 手 当 時間外勤務手当(1回当直につき37,000円〜)、休日勤務手当等
休暇制度 年次有給休暇(10~14日/年)、特別休暇、慶弔休暇等
社会保険 健康保険、厚生年金保険、雇用保険、労働者災害補償保険
そ の 他 福利厚生あり(宿舎貸与、健康診断、ワクチン接種等)

総合診療専門研修プログラム申し込み・お問い合わせ

沖縄県立八重山病院総合診療プログラム Web説明会のご案内

当院の総合診療プログラム「南ぬ島」のWeb説明会を開催します。
少しでも石垣島、八重山病院にご興味いただけた初期研修医の方はもちろん、それ以外で興味を持っていただけた方など、どなたでも大歓迎です。
以下のメールアドレス宛に必要事項をご入力いただき、お申し込みください。後ほど担当者からご連絡いたします。

■メールアドレス
kenshuyaeyama@gmail.com

■必要事項
【お名前】
【フリガナ】
【メールアドレス】
【現在の職】
【所属(大学、病院名、診療プログラム名)】
【Web説明会希望日時(3つまで)】
【質問したいこと】

【対象】初期研修医、など